小学生の頃、お年玉を握りしめて行った姫路市内のデパート。
お目当は、ファミコン本体とソフト。
友達は皆んなファミコンを持ってたので当然ファミコンを買うのが目的だった…。
しかし、どのデパート、おもちゃ屋さんに行っても売り切れで結局買えず。
落ち込んでる僕に店員さんが勧めてきたハードが、『セガ・マークⅢ』だった。
正直、要らなかった(笑)でも、どうしてもゲーム機が欲しい僕は、相当な妥協をしてマークⅢを購入した…。
案の定、友達は誰もマークⅢを持っておらず、ドラクエやマリオの話に入れず(笑)
悔しい思いをしてきた過去がある。
そして、月日が流れ1994年。
次世代ゲーム機戦争が始まる。
僕は、セガが今度こそ天下を取ると確信していた。
何故ならソニーにはゲームの開発においてセガを凌駕できるノウハウがあるとは思っていなかったし、ビデオも結局はベータは衰退しVHSが勝ったからだ。
バーチャファイターやサクラ大戦、グランディアなど優良なソフトが沢山あったが、FFのプレステ参入発表で大きく潮目が変わり最終的にはドリキャスも含め負けハードになってしまったが、サターンを購入したことに後悔は無かったし、むしろサターンで良かったと思ってる。特にスト2などの2D対戦格闘は8メガ拡張ロムのおかげでプレステよりも快適に遊べたし、ムービーカードのおかげでビデオCDなんかも楽しめたから。
まあ、今のゲーム機は確かに高性能で実写と見間違うほどのグラフィックだけど、当時のカクカクポリゴンが妙にリアルで生身の人間が動いているように見えたんだよな。
あの感覚はもう味わえないのかな。
いや、おじさんになって興味がなくなってきたのか。
むしろ硬派なセガハードが出ないせいなのか…よくわからん。